【 雑 想 】 チ ャ ン グ ム ( 4 ) 漢 方 薬 に よ る 毒 の 排 出 ・ 繊 細 な 鍼
『宮廷女官チャングムの誓い』(以下、『チ ャングム』)、後半に入って、物語の中心軸は 医に移った。前半でも、宮廷の医務官やウン ベクが治療するところがあった。 菜園でウンベクが、毒草を誤って食べた女 官を吐かせるのに手首内側の中心辺りに鍼 をしていた。手の厥陰心包経と言われる経絡 で、胸の下半分辺りに通じる。吐き気がする ような時に使う。胸の下半分辺りの気を動か し、その場所における本来的な働きを 高める。吐き気が止まる場合もあれば、 吐き気が強くなって、吐く場合もある。 この女官にとっては吐くことが必要 であったから、吐いた。
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